オペ前日 [頚椎椎間板ヘルニア]
オペ前日
2013/2/5(火)
シャワーの予約を入れておいた。14:00。
シャワー室とお風呂があり、曜日や時間によって男女入れ替えてる。
この日はお風呂の方だった。
明日、午後オペとの話。
時間は午前のオペ具合によるらしい。
看護師さんに聞いてみたら午前のオペが3時間くらいとチラッと聞いたとの事で、多分13:00くらいからではないか、との話。
午前中に麻酔医さんが来て説明してくれた。
もちろん麻酔の説明。で、同意書にサインしてと。
麻酔医の説明時に看護師さんが立会い、その立ち会っていた看護師さんも同意書にサインをする・・・といった感じ。
追加の話も。
「タバコを吸いますか?」
「はい」
「タバコは止めて下さいね。タバコを吸う人は骨のくっつきが良くないんですよ。」
また言われた。
麻酔医さんの説明のあとはまた病棟の看護師さんが来て説明して・・・。
今さっき、オペ室の看護師さんが来て説明・・・と結構忙しい。
明日オペとのことで14:00からのシャワーはちゃんと浴びておいてくれ、とか明日のオペ前に顔をしっかり洗顔して、ひげを剃っておいてくれとか細かな指示が出始めた。
顔を洗ってひげを剃るというのはオペで顔、特に口周りにチューブを固定するテープを貼るので剥がれないようにするためとのこと。
こういう話を聞くと、だんだんその気になってくる・・・って感じです。
お昼ごはん。
病院の食事、量が少ない。
やっぱりお腹が膨れない。
聞くと、依頼すればご飯を大盛りにしてくれるらしいが、考えてみれば入院中はそんなに動かない。それにオペ後は安静。
結局、食事はそのまま、普通にしてもらった。
明日は手術の日。
これでタバコは吸えなくなってしまう。(骨がくっつくまで。)
食後の1本は吸っておこう・・・オペ後は吸えなくなってしまうから。
散歩がてら、病院の外へ出た・・・。
部屋の移動があった。6人部屋から個室へ。
オペ日の前日には個室に移動するものらしい。
個室は居心地がいい。
なんたって広い。
周りを気にする必要もない。
個室だと追加費用がかかるとのことで、その個室使用の申込書も渡された。
午前中にギプス室にカラーを取りに行くのを忘れた。
午後2時ちょっと前、看護師さんが金額を書いたメモを持って来てくれて思い出した。
ギプス室へ行くと担当の人が装着の仕方を教えてくれた。結構すごいカラー。
オルソカラーと書いてある。
付けると首が動かない。
てっきり首の部分だけ巻いて固定する、よく見かけるカラーかと思っていたら顎のあたり、後頭部と全体を固定する。
「あんなの何の固定にもならないよ。」と担当の人。
やっぱり頚椎の手術をする場合は、ガチッと固定するカラーが必要なんだ。
14時。
お風呂の時間。ギプス室に行ってたからチョット14時を回ってしまった。
お風呂の前に貼紙があって、そこに名前を書いて予約しておく。
30分刻み。だから2時半には出ないと。
イソイソ。
でも昼間っからお風呂なんて、なんかワクワクしてしまう。
中は意外と広い。
入るのが遅れてしまったので、あまりゆっくりもしていられない。
洗い場の椅子は背もたれもあって、上げ下げできる肘掛けもあって…。
午後はリハビリの作業療法士の先生が来て、これまでの症状や経緯などを確認していった。
握力も測った。
右56K、左24K。
やっぱり左の力が出ていない。
夜、19:00に座薬を持ってくると言っていたがなかなか来ない。来たのは19:30ちょい前。それも自分で出来ますか、お願いします…と。出来なければ入れますが…と。
結局自分でやった。
1時間くらいで出たくなると言ってたんで20:30頃か…。
20:00チョイ過ぎに出た。(何か食べている人、ゴメンナサイ <m(__)m> )
出たぁ・・・・・。
明日はオペ日。
入院 [頚椎椎間板ヘルニア]
オペ前々日。
2013/2/4(月)
入院。
病院までの道が混んでた。ちょっと渋滞気味。
病院へ到着したら駐車場が一杯。なかなか空かない…で、ぐるっと回って何とか駐車。
手続きを済ませ入院病棟へ。
整形外科病棟のスタッフステーションへ。
まだ病室を整理しているとの事でなかなか病室には入れず、結構待つ事に。
入院患者がいっぱいとの事で、退院される方が少し遅れると、その分次の入院患者の入室が遅れるらしい。
しばらくすると看護師さんがやって来て、入院の説明をしてくれた。結構長い。
「入院時問診表」「入院時必要な物リスト」「脊椎手術クリニカルパス」なるものをくれた。
クリニカルパスなるものはシートが3枚あり入院から退院までの毎日をカテゴリー毎に、安静度とか、リハビリ、点滴、検査などのスケジュールが記載されている。まるでベルトコンベアーに乗ってスケジュール1項目ずつ処理される気分。
それによるとオペしてから3日目までは寝たまま。その3日目で、体を起こし、歩行訓練・・・と進むらしい。
オペ前日の明日、大部屋から個室へ移って、また動けるようになると大部屋へ移る。
Oさんという看護師さんがこの日の担当。
「タバコを吸いますか?」
「はい」
「タバコを吸う人は骨融合が良くないんですよね。タバコは止めて下さいね。」
「は・・・い。」
確かオペを決めた時にも先生に言われた記憶。
何でもタバコを吸う人は骨融合が悪いのはデータが出ているそうで。
問診を終え、入院時必要な物リストでちゃんと持っているかどうかチェックしてくれた。
オペ時に着る服とか、タオルとか、いろいろチェックされたり・・・持ち物バッグに手術着を入れてくれたり・・・で終わり。
それが終わると病室へ。
病室に入ってからも、ちょくちょく薬剤師さんとか担当の看護師さんがやって来ては話をしていく・・・といった感じで、何となく落ち着かない。
お昼ごはんの時間。
12時になってもなかなか来ない。ちょっと心配。
12時半頃、配膳されてきた。
うーん…量がちょっと少ないような。お腹が膨れない。
朝、看護師さんが説明してくれたことを思い出した。
術後はヤッパリ全く首を動かすことが出来ず・・・というより体を起こしてもいけないらしい。
オペ後は首を左右両側から「砂嚢」という砂袋で固定すると。
寝返りもダメと。動かしたい場合は看護師を呼んでくれ、とか。
とにかく首がズレないよう安静にする事が必要との事。
これまで手術のことは先生からいろいろと説明を受けていたけど、術後の話は聞いていなかったので今日の話を聞いて「結構大変そう・・・」と感じた次第。
明日は麻酔医の説明や、術後に使用するカラーのためにギプス室に行ったりと色々あるらしい。
ちなみに部屋は6人部屋。
両サイドを挟まれた真ん中のベッド。もちろん部屋は6人入っており、空きベッドはなし。
あまり居心地は良くない。ただ明日には部屋を移動する予定。
担当の看護師さんから、退院までちょくちょく部屋を移動するようでバッグから出すのは必要な物のみにしたほうが良いですよ・・・とのアドバイスをしてくれた。
入院、第1日目・・・。
オペ前の健康チェックと筋電図検査 [頚椎椎間板ヘルニア]
2012/12/18(火)
手術するという前提で…の検査。健康チェックだそうな。
採尿、採血、出血時間、標準12誘導心電図、肺活量、努力性肺活量、一般撮影、MRIなどの検査を。
検査結果が揃ったころ診察となった。
「特に問題はありませんね。手術が出来ないという事はなくなりました。」
「はい。」
2013/1/8(火)
年が明けた。
本日は、先生がカミさんにもオペの説明をするとの事でカミさん同伴。
診察の前にMRIを撮った。
先生からカミさんへオペの説明。
先生から、頸椎椎間板ヘルニアの場合、9割は徐々に良くなって手術まではいかないと説明あり。
それからオペ時間を確認。
C5-C6、C6-C7の2ヶ所のオペをする場合は3時間くらい。麻酔は4.5時間くらいかかっているとの話。もちろん全身麻酔。
2013/1/10(木)
筋電図検査を神経内科で受ける事になった。
先生としては自分の症状が教科書通りでない事から他に考えられることは全て検査をしておきたい、とのお話。
先生から自分の症状が教科書通りではない…という話はこれまでも何度か聞いているが、オペ日も決まっていて大丈夫??
ちなみにALSの検査で神経系の検査だそうな。
この筋電図検査とやら、イタイ、イタイ。
針を刺して検査するので。
検査結果に特に問題はなかった…。
2013/1/20(日)
オペまであと半月。
何か、痛みが、痺れが強くなっている気がする。
夜20:00。左腕の前腕、中指、薬指の痺れがひどい。
昼間、左肩と上腕が痛くて…昼飯を抜いて薬を飲まなかったからか?
左肩の前の所。鎖骨の肩側の付け根も?
肩が急に凝りだして痛くなってから、ほぼ1年が経った。
ちょっと心配。
オペ、決定 [頚椎椎間板ヘルニア]
2012/11/6(火)
「どうですか?」
「あまり変わらず…といったところです。先回お話のありました手術の件ですけど、お願いする事にします。」
「分かりました。では手術をするという前提で次回検査をします。健康チェックです。2時間くらいかかります。」
「はい。」
「術式は前方除圧固定術といって首の前を切って椎間板を取り除きます。C5-C6、C6-C7の2ヶ所をやるか、C5-C6の1ヶ所だけやるかは手術の前までに決めてもらえば良いです。」
「最初1ヶ所で、後からもう1ヶ所って出来るんですか?」
「出来ます。これまでも1ヶ所オペして半年後にもう1ヶ所オペした例もあります。オペした後にそれで良くなったのかどうか判断するのに時間がかかる場合があるんですよね。」
「そうですか。オペして骨がくっ付けば何しても良いんでしょうか。」
「骨がくっ付いた後は制限なしです。で、手術はいつ頃にしましょうか。」
というようなやり取りで…先生が予定表をちらちら覗いている。
11月、12月は既にオペがかなり入っているらしい。
12月の終わりのほうは空いていたけど自分も寝正月なんて嫌だし。
正月はやっぱりゆっくりと飲みたいもんね。
で、自分の都合もあって結局2月初旬にオペする事になった。
「では2月6日という事で仮に入れておきます。」
「はい。」
念の為、自分が手術を選択した理由を先生に説明した。
オペをするなら早い方が良い。早い方が神経へのダメージが少なく回復が早い。
遅れると完全に元に戻らない場合がある…と以前聞いたこと。
2012年4月からこの病院にお世話になっており、痛みが出たのがそれより前の1月の終わりか2月初め。既にかなりの期間が経過している。
と。
先生から、ヘルニアが時間経過で無くなる人もいる、との話。
時間が経って無くならず神経を痛めてしまって…、か、自然に治る…か。決断に正解はない…と。
先生自身も迷うと。
診察の後、オペが決まったことで健康保険 限度額適用認定申請書なるものの説明を受けた。
これは大事。
また整形外科の隣りのギプス室でカラーを作るとの事で首やら顎やら何か簡単に測ってくれた。入院する日にギプス室へ取りに来るのだそうな。
12月初旬:
リリカカプセルの効果で痛みはかなり緩和されていたけど、11月中旬くらいからい首周りに痛みを感じるようになった。首周り…主に後ろ側と左右。
左腕の上腕外側。右腕も同様。ただ右腕は痛みが左より軽いか。
指は相変わらず細かく動かない。特に中指か。
とするとC6-C7番目の間の神経が…という事になる。
そういえば先生からC5-C6の間のオペでの話であったけど、手術までにC6-C7間も両方やるか決めてくれれば良いと言っていた。
自分のように2ヶ所にヘルニアがある人はC5-C6間だけやって症状が改善されればOKだし、症状が残るようであればC6-C7のオペを後からやっても良いと。
でも、2回もオペするの、ヤダよね。
手術の打診 [頚椎椎間板ヘルニア]
2012/10/23(火)
検査入院後の診察。
先日撮った画像を解説してくれた。
「ブロック注射を打ったけど、痛みはどう?」
「軽くはなりましたけど、あまり変わらないように感じてます。元々リリカカプセルが効いていたと思いますが痛みはひどくなかったですから。ただ力が入らないのも変わりません。相変わらず怖くて左手でコップが持てません。」
「なるほど。さてヘルニアの症状が出てきてから結構長いね。症状も変わっていない。そろそろ手術するかどうか考えてみましょう。」
ギョェ、ギョェ。
ついに手術の話が出た。
先生から術式のお話、リスクのお話などの説明がされた。
「仮に手術をしても完全に良くなるとは限りません。また神経が圧迫されている期間が長いと、手術でその圧迫をなくしても神経が元に戻らなかったり、戻るのに時間を要する事もあります。このあたりは理解しておいて下さい。
手術をせずに薬で痛みを抑えていく、という選択もあります。時間と共にヘルニアによる影響が出なくなってくる人もいます。」
「もし手術をする事になると、どのくらい入院が必要でしょうか。またどのくらいで会社復帰可能ですか?」
「入院は2週間くらい。お仕事に戻れるのはデスクワークの人はカラーを付けて、順調にいって1ヶ月から1.5ヶ月。身体を動かす仕事の人は3ケ月が1つの目安ですね。」
「骨がくっ付くのはどの位かかるんでしょうか。」
「3ヶ月くらいですね。それまでは首にカラーを付けていてもらう事になります。」
オペするとなると事務仕事の自分は1ケ月から1ヶ月半くらい会社をお休みしないと。
「分かりました。会社の仕事の状況もあるので次回返事をするという事でいいですか?」
「もちろん、いいですよ。良く考えてみてください。」
ミエログラフィー [頚椎椎間板ヘルニア]
2012/10/18(木)
入院の日。
一泊二日。
頚椎ミエロ、CT、神経根ブロック注射・・・と案内票に書いてある。
9時入院予定だけど8時半過ぎには病院に着いてしまった。
手続きを取って病室へ。
6人部屋だった。自分は入口に入ってすぐ右のベッド。
部屋に入ってしばしボケッと…同室で大きないびきが…。
そりゃ、自分もいびきがひどいそうだから人のことは言えないし、逆に人様にご迷惑をかけてしまうんでは…。
しばらくすると看護師さんがやって来て今回の検査とその流れを教えてくれた。
「じゃぁ、この紙のここにサインと日付を入れてくれる?」
「入院診療計画書」という紙。
診断名や症状、治療計画、推定入院期間などが記載されている。
診断名には「頸椎症性神経根症」と書かれている。
看護計画には「安心し不安を出来るだけ軽減し検査が受けられるよう支援、援助させて頂きます。」とある。
「それと水を買ってきておいて。造影剤を早く体から出さないといけないので一杯水を飲んでもらいます。頭痛になる人もいて、なるべく早く体外へ出した方が良いんです。」
「はいはい」
で、売店へ行って水を購入。
しばらくして別の先生が来て他の患者さんと何やら話している。自分と同じようにブロック注射を打ったらしい。
その患者さん、先生に「先生、ブロック注射、痛かったですよ。聞いてた通り“ビリビリッ”て来ました…。」
やっぱりビリビリって来るんだぁ…。
渡されていた服に着替えて…ボケっと。そうこうしているうちに検査時間になった。
レントゲン室へ。
ベッドの上に横になって寝た。
「打ちますよぉ」
腰の後ろから脊髄への注射との事で横向きになってエビの字になってブチュッと。
これはあまり痛くなかった。
今度はうつぶせになって頭の方を下にして造影剤が頚椎の方へ降りてくるのをレントゲンで撮影。何枚も撮ったらしい。
先生の声が他の先生と話している声が聞こえる。
「見えるか?」
「まだ来てないですね。」
「来た、来た…!」
「はい、ここ撮って。」
「はい、ここも。」
レントゲンが動く音が聞こえるし、自分も動く。
「はい、首を少し後ろに反らして!」
「今度は前に倒して!」
一通り撮り終えたらしい。
「仰向けになって。」
「はい」
「ブロック注射を打ちます。」
ギョェ。
すごく痛いという注射…。
首の回りというかかなり広い範囲で消毒剤をベタベタ塗ってる。
顔には布が被せられた。
そのまま仰向けで寝てたら首の所に注射針が当たる感触が…。
イタイ、イタイ…。だけどビリビリって感じでもない。
先生はまだ少しずつ針を入れている、というか場所を探っている感じ。
…と思っていたら「ドンっ」っていう感じがいきなり左腕に来た。
針を刺している首の部分ではなかった。
「先生、そこだと思います。イタタタタッ…。」
何だ、これは…という感じ。ビリビリとしびれる感じというより腕が弾けるような「痛さ」というか「感じ」がした。
冷や汗が出た。
「はい、直ぐにCTを撮りに行きますので、そのままベッドに横になっていて下さい。」
看護師さん二人にベッドに乗ったままCTの部屋へ運ばれてCTも撮った。
部屋へ戻ると、看護師さんから。
「安静に寝ているようにね。それと水を飲んで。」
その日も翌日も何度か看護師さんが覗きに来た。
背中の腰のあたりのバンソウコウ?を剥がして造影剤を打った所を確認。
「大丈夫。漏れてないね。」
どうも、造影剤を打ったところから髄液が漏れる人もいるそうで。
「頭、痛くないですか?」
「はい、大丈夫です。」
という事で退院。
頭は痛くなりませんでした。
一泊二日の検査入院でした。
この頃の症状と肘部管症候群の検査 [頚椎椎間板ヘルニア]
2012/9/10(月)
最近、痛みや痺れが弱くなっているように感じるけど消えているわけではない・・・。
今日は左肘の辺りに軽い痛みと痺れがある。右のほうもある。わずかだけど。
左の首の付け根後ろあたりに軽い痛みあり。
力の入が悪いのは相変わらず。ただ、以前ほどではないようにも感じる。
これくらいの自覚症状でオペをどうするか・・・と考えてしまうと・・・やっぱりオペしないと元のように力が入らないならオペを選択するかも。
痛さ、痺れが軽いとはいえ、これがずっと続くと考えるとイヤになってしまう。
指の動きも以前ほど細かに動かない。特に左手の指。
左手の指の動きで気になるのは軽い痺れを持つ親指、人差し指。
肘にインドメタシンの薬を塗るようになってから薬指や小指の痺れは少なくなった気がする。それなりに効果ありか。でもスッとするけど全く効かない時もある。
鎖骨辺りが痛いのでロキソニン服用。
30分くらいで痛みが緩和されてきた。痛い時はちょくちょくロキソニンのお世話に。
2012/9/25(火)
リハビリセンターへ。
ここで誘発筋電図をとってリハビリの先生が神経・筋検査と判断。そのあと主治医の先生の診察。
肘部管症候群の検査です。
検査後、主治医の先生から「肘の検査をしましたが、特に肘部管症候群ではないですね。最近、どうですか?」と。
しばらく痛みも殆ど弱くなっていたので「リリカカプセルが効いているらしい…。」と報告。
「8月28日の診察の次の日は痛かったけど、段々効いてきているように感じる。飲み続けていたら効いてくるんでしょうか。最初はあまり効果がなかったように感じてたんですけど。」などなどの話も。
「肘に塗るインドメタシンも効果があるみたいです。」
色々とこの1か月間の症状について話をしてみた。
「今度、ミエログラフィーをやってみましょう。これは脊髄の中に造影剤を入れて画像を撮るものです。この検査をやるには入院してもらう必要があります。ご都合の良い日を教えて下さい。」
結局、先生の所見と自分の自覚症状がやっぱりピッタリと合わないのか、検査入院する事が決まった。
入院は10/18で一泊二日。
腰の脊髄から造影剤を打ち、写真を撮ると。
「それとこの時に神経根ブロック注射を打ちますから。」
ギョェェ!!!
あのムチャクチャ痛いと聞くブロック注射…。
「痛いんですよね。」
「自分は打たれた事ないので分かりませんが、患者さんの話だと電気が走ったような痛さだったと良く聞きますね。ビリビリッと、という感じですかねぇ。」
うわぁ…ついにブロック注射の話が出てしまった。
「分かりました…」
握力を測った。
左28K。右47Kだったと思う。
最悪期より良いけど、やっぱり左手の握力が低い。
力が入らない。
力の入る方向と入らない方向がある。
握力計を握るのは割と力が入る。
「では、入院の説明をしますのであちらの方でお待ち下さい。」
「はい…」
看護師さんが色々と説明してくれた。
で「入院される患者様へ」と書かれた紙が3枚渡された。
2012/10/5(金)
今日は左肩が痛い。首周りも。
もちろん、以前の激しい痛みではない。程度として20%くらいか。しかし一番痛みが少なかった時よりも痛い。
痛みの位置としては左鎖骨の付け根(首側)とか、左肩の後ろ(裏)のほうとか。
帰宅途中の車の中で、右手の中指、人差し指がしびれているのに気が付いた。気が付いたというより、ひどくなってきていた。
何か、どんどん悪くなってきているような…。
リリカカプセル [頚椎椎間板ヘルニア]
2012/7/9(月)
同日・・・血液検査、採尿・・・MRI・・・そして検診。
確か、この時だった・・・。
「リリカカプセル…っていう薬があるんですよ。直ぐに効果というか、痛みが少なくなるという薬ではないけど新しい薬がある。これを出しておきますよ。」と。
ここで「リリカカプセル」なるものが処方された。
2012/7/23(月)
採血・・・。
また採血された・・・。
・・・この時はまだ「リリカカプセル」の効果は感じていなかった。先生にも聞かれたけど。
「痛みはどう? リリカカプセルを飲み始めて痛みが和らいだとか?」
「あんまり変わらないです。」
次は1ケ月後・・・。
「はい」
2012/8/28(火)
診察・・・。
指先のしびれや前腕の痛みから・・・肘から先への神経のダメージや肘の部分の炎症などもいろいろと検査された。
握力の測定。右38Kg、 左25Kg・・・。
右の握力が落ちている。左変わらず。左の一番悪い時は20Kgだった気がする。
これまでの画像からの先生の所見と自分の自覚症状がどうも一致しない・・・との事で。
頸椎の5番目と6番目の間の神経は手の親指・人差し指に、6番目と7番めの間の神経は人差し指・中指・薬指に痺れなどの症状が出るらしい。へぇ。
今の自分の自覚症状は親指、人差し指への影響は弱く、現状薬指、小指に出る。
「薬指の小指側か、中指側か、でも違うんですよね。薬指のしびれが小指側だとすると肘部管の炎症も考えられるんです。」と先生。(肘部管症候群?)
「教科書通りではないんですよね。あなたの症状の出方が。」
「いやぁ・・・」
そう言われても、なんて返事をしたものか・・・。
先生も迷っているようだった。
結局、オペについては保留となった。
というか、オペが必要なのか、もしオペするってなるとリスクもあるよねぇ・・・って。
先生も、とにかく考えられる事は検査をして調べよう・・・って。そりゃそうだ。
今度は筋電図を撮るらしい・・・。
30分くらいのやり取り。何でも聞いてくれる。
左手の握力は以前の半分以下・・・。
飲み始めて直ぐには効果を感じなかったリリカカプセルもこの頃は実感(?)として痛みがかなり軽減されていると感じる。
・・・たぶんリリカカプセルが効いているんだろう・・・って。
でも力が入らない。
指の痺れも最初は親指と人差し指だったのが、今や中指や薬指にまで・・・。
ただ親指、人差し指の痺れが少なくなったようにも思う。
2012/8/30(木)
あれから数日。
昨日、ちょっと気にしたけど、両方とも痺れがある。先日、先生に「指のどちら側って、気にしたことはなかった。」と答えたけど、両方痺れがあるという感じなのでどちらか、と言われて直ぐに答えられなかったのかなぁ。指の両側とも痺れてる。
別の痛みかどうか分らないけど、昨日は左右とも首周り、特に肩甲骨の首側の下辺りがムチャクチャ痛くなった。
これはヘルニアが原因なのか、肩こりからくる痛みなのか。
昨夜はそこの痛みで頭も少し痛くなった。寝る前にモーラステープを貼った。
昨日は朝から仕事で同じような姿勢を取っていた事が原因かも分らない。午前中から左肩、左腕の肘のちょっと上腕側の外側。肩は左外側と鎖骨のあたりに痛み。首は左右とも。ちょっと斜め下側。午後になるとそれがひどくなって、定時頃には首周り、斜めちょっと下、肩甲骨の辺りが左右ともムチャ痛くなって6時に業務続行をあきらめ。
親指、人差し指も軽い痺れはある。ないわけではない。
本日朝の症状。
首周り、肩甲骨辺りの痛みは昨夜ほどではない。でも少しの痛みは残っている。
指の痺れは主に薬指と小指。人差し指、中指もそれより軽いとはいえ痺れがある。
左肘の上腕側、外側に痛み。右も同様の位置に弱い痛み。
2012/8/31(金)
昨日に続き、本日もそれほどではない。
左腕の上腕の内側が少し痛い。内側というより下の部分。
もちろん左手の握力は少ないと自覚。力が入らないのは相変わらず下向きに手のひらを向けたとき。紙のファイルを持とうと思ってももてない。これではたまらない・・・。
首周りの痛みもそれほどでもない。
おとついの夜から昨日夕方まで肩甲骨内側に左右それぞれにモーラステープを貼ったけど、それ以降はあまりそのあたりの痛みは感じない。
水曜日の痛さは、ひょっとして肩こりから???
右手もそれほど感じないけど少し手のひらに軽い痺れがある。右手の親指の付け根当りと小指の付け根あたりのところ。
9月に入った。
おかしな事に先日病院に行った翌日はかなり痛かったが、それ以降痛みが少ない。
本日も痛みをあまり感じない。しびれも少ない。
本日の状況。
左手の親指、人差し指の動きは相変わらず力が入らず弱い痺れがある。中指の人差し指側も。中指外側と薬指、小指は今日、ほとんど正常。
最近、行ったこと。
・モーラステープを両肩甲骨の内側に2枚貼付。毎日ではない。
・両上腕外側に2枚貼付。
・肘にインドメタシンの塗り薬を使用。ただし朝の塗布を忘れたこともあり。この塗り薬は良く効く・・・。
・リリカカプセルの量を増やした事も良く効いている様子。
CT撮影・・・そして2度目のディスコグラフィー [頚椎椎間板ヘルニア]
2012/5/28(月)
CT(単純)と書いてある。
予約時間は15:30。
受付したらほどなく呼ばれた。
CTを撮った・・・。
何となくすぐ終わった。
2012/5/29(火)
診察。
「この間の注射、どうだった?痛みはどう変わった??」
「少し痛みが少なくなったように思うけど、劇的には変わってないように思います。」
「うぅ…ン。そうか。前のMRI画像ではよく分からなかったけど、今回の画像を見ると6番目と7番目の間もまあまあのヘルニアになってるね。」
ギョェ・・・。
以前の話では小さいと言ってたのに・・・。
やっぱり5番目と6番目、6番目と7番目の間の2か所・・・。
「6番目と7番目の間にも髄核へ注射を打ってみるか。この間の5番目と6番目の間に打った注射であまり変化がないようだったら6番目と7番目の間のヘルニアが影響しているかも。」
「分かりました。」
2012/6/7(木)
またディスコグラフィー。
今度は6番目と7番目の間の髄核へ。
前回と同じように・・・。
今回は、その後CTも同じ日に撮った。
ただ、今日は1回目の先生と違う。
何か、声も若いしぎこちない。
「…針が入っていきません。圧が高いようで…」
大丈夫かなぁ…。
それでも何とか済んだ。
2012/6/12(火)
診察…。
2回目の椎間板内注射後の確認。
「どうだった??何か痛みが変わったとか。」
「あまり変わらなかったですね。少しは痛みが和らいだようにも思いますが劇的ではないです。」
結局前と同じ返事しかできなかった。
何かいろいろと続きます・・・画像を撮っては、診察・・・。痛みやしびれの状態や変化の確認…握力測定も。
指の何番目がしびれるのか、その指の親指側がしびれるのか、小指側がしびれるのか・・・。
色々聞かれます。
どうしたんだろう・・・そんなに重症???
診察の時、先生が言った・・・。
「頚椎椎間板ヘルニアでも色々とあって、誰でも手術するというものではありません。痛みやしびれがあっても痛み止めの薬を飲み続ける人もいます。それ程でもなければ薬を飲まなくなる人もいます。ヘルニアも自然になくなっていくというか、吸収される人、慣れていく人・・・色々います。」
・・・だから自分はどういう状況??手術が必要なくらい??
それとも、痛み止めを飲み続けたほうが良いって事???
痛み止めを飲み続けるのも個人的にはちょっと嫌だなぁ・・・と。
今でもロキソニンはかなり痛い時にしか飲んでないけど。
「頚椎椎間板ヘルニアと診断されると手術してくれって言う人もいます。しかし患者さんの希望ですぐ手術・・・という訳にはいきません。生活が出来ないというような状況でないと踏み切れません。
それと、あなたの症状は通常の椎間板ヘルニアと症状の出方が違う。もうちょっと調べてみないといけない。」
「通常と違うって??」
「普通は頚椎椎間板ヘルニアで肩や腕が痛くなると、腕を上げると痛みが和らぐ。だから診察室に初めて入ってくる患者さんは腕や肘をあげて手を頭の後ろにして来る人もいる。あっ、この患者さんは頸椎椎間板ヘルニアだなぁ、とすぐ分かる。
でもあなたは腕を下げると楽になると言っている。それと頭を後ろに倒すと非常に痛くなる。しかしあなたはほとんど変わらない。普通の出方ではないですよね。」
そう言われても・・・って感じ。
「先生は脊髄の専門家と聞いています。椎間板ヘルニアと聞くと、腰のヘルニアも聞きます。もし手術っていう事になると大変なんですか?」
「こう言ってはいけないけど腰よりも頚椎の方が全然気を使うし 大変な手術になるんですよね。」
うぅぅぅん。
「血液検査もしておきましょう・・・。」
ディスコグラフィー ・・・髄核へのブロック注射・・・ [頚椎椎間板ヘルニア]
2012/5/24(木)
キタぁ…。
ディスコグラフィ-の日。
この病院へ来て既に1ケ月ちょい。
今日は 椎間板造影で画像を撮って・・・。
神経ブロックではないらしいが・・・ 何か不安、少し不安。
自分も処置後は・・・なにぶん初めての経験。
受付を済ませた。
何か少し緊張する。
処置室の前で待ってると、何て言うのか分からないけどストレッチャーみたいな小型の動くベッドに横たわった患者さんが運ばれていく・・・。
「神経根ブロック注射はむちゃくちゃ痛い。」と言っていた言葉を思い出す。
神経根ブロックではないと言ってもそれなりに・・・と勝手に思っている。
名前を呼ばれた。
部屋に入るとベッドがある。
「それに着替えて・・・」と看護師さん。
緑色の、よくテレビにでも出てきそうな…手術の時に着るような服…。
まあ、しょうがない。着替えるしかない。
・・・着替えを終えた。
「そのベッドの上に横になって・・・」と。
何やら、ベッドの上にというか、・・・可動式のレントゲンがある。
待っていると、看護師さんが顔の上に布をかけてきた。
…ウゥ。見えない…。どんどん不安になる。
首のあたりに、何やら塗り始めた。ベチョベチョ塗っている。
消毒剤らしい。
男の人が「じゃぁ、進めます」と。
首のあたりを触る。
喉仏のあたりを触ると、今度は顎の下のあたりに指をあて、何か数を数えている。
首の骨の数を数えているみたい…。
5番目と6番目の間の位置を確認してた…。声を出して数を数える。
可動式のレントゲンを首周りに配置??
先生がもう少し上だの右だ左だ…って。
「刺しますね。」
チクッと。
針が入るのが分かる。
どんどん入っていく・・・。
途中、先生がレントゲンの位置を細かく指示していた。
また写真を撮っているのか「ここで写真・・・」とかの声も聞こえる。
薬液(痛み止めとステロイド剤)が注入されるのが、何となく分かる。
終わった・・・。
痛かったようで、痛くなかったようで・・・。
神経根ブロック注射と違い、それ程痛くはないと聞いていた。
何となく、そうだよね・・・って感じだった。
終わると、看護師さんが消毒剤の茶色い色の部分をきれいに拭いてくれた。
「はい、着替えて。」
動くベッドで運ばれる事はなかった。
ちょっとホッとした。何となくホッとした。
それとCTは5/28だって。何かよく分からないけど、CTの日程がちょっとずれた。ディスコグラフィは予定通り本日一緒に終わったけど。