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ミエログラフィー [頚椎椎間板ヘルニア]

2012/10/18(木)

 

入院の日。

 

一泊二日。

頚椎ミエロ、CT、神経根ブロック注射・・・と案内票に書いてある。

 

9時入院予定だけど8時半過ぎには病院に着いてしまった。

手続きを取って病室へ。

6人部屋だった。自分は入口に入ってすぐ右のベッド。

 

部屋に入ってしばしボケッと…同室で大きないびきが…。

そりゃ、自分もいびきがひどいそうだから人のことは言えないし、逆に人様にご迷惑をかけてしまうんでは…。

 

しばらくすると看護師さんがやって来て今回の検査とその流れを教えてくれた。

「じゃぁ、この紙のここにサインと日付を入れてくれる?」

 

「入院診療計画書」という紙。

診断名や症状、治療計画、推定入院期間などが記載されている。

 

診断名には「頸椎症性神経根症」と書かれている。

看護計画には「安心し不安を出来るだけ軽減し検査が受けられるよう支援、援助させて頂きます。」とある。

 

「それと水を買ってきておいて。造影剤を早く体から出さないといけないので一杯水を飲んでもらいます。頭痛になる人もいて、なるべく早く体外へ出した方が良いんです。」

「はいはい」

で、売店へ行って水を購入。

 

しばらくして別の先生が来て他の患者さんと何やら話している。自分と同じようにブロック注射を打ったらしい。

その患者さん、先生に「先生、ブロック注射、痛かったですよ。聞いてた通り“ビリビリッ”て来ました…。」

 

やっぱりビリビリって来るんだぁ…。

 

渡されていた服に着替えて…ボケっと。そうこうしているうちに検査時間になった。

レントゲン室へ。

 

ベッドの上に横になって寝た。

「打ちますよぉ」

 

腰の後ろから脊髄への注射との事で横向きになってエビの字になってブチュッと。

これはあまり痛くなかった。

 

今度はうつぶせになって頭の方を下にして造影剤が頚椎の方へ降りてくるのをレントゲンで撮影。何枚も撮ったらしい。

先生の声が他の先生と話している声が聞こえる。

「見えるか?

「まだ来てないですね。」

「来た、来た…!

「はい、ここ撮って。」

「はい、ここも。」

レントゲンが動く音が聞こえるし、自分も動く。

「はい、首を少し後ろに反らして!」

「今度は前に倒して!」

 

一通り撮り終えたらしい。

「仰向けになって。」

「はい」

「ブロック注射を打ちます。」

 

ギョェ。

すごく痛いという注射…。

 

首の回りというかかなり広い範囲で消毒剤をベタベタ塗ってる。

顔には布が被せられた。

そのまま仰向けで寝てたら首の所に注射針が当たる感触が…。

 

イタイ、イタイ…。だけどビリビリって感じでもない。

先生はまだ少しずつ針を入れている、というか場所を探っている感じ。

 

…と思っていたら「ドンっ」っていう感じがいきなり左腕に来た。

 

針を刺している首の部分ではなかった。

「先生、そこだと思います。イタタタタッ…。」

何だ、これは…という感じ。ビリビリとしびれる感じというより腕が弾けるような「痛さ」というか「感じ」がした。

 

冷や汗が出た。

 

「はい、直ぐにCTを撮りに行きますので、そのままベッドに横になっていて下さい。」

 

看護師さん二人にベッドに乗ったままCTの部屋へ運ばれてCTも撮った。

 

部屋へ戻ると、看護師さんから。

「安静に寝ているようにね。それと水を飲んで。」

 

その日も翌日も何度か看護師さんが覗きに来た。

背中の腰のあたりのバンソウコウ?を剥がして造影剤を打った所を確認。

 

「大丈夫。漏れてないね。」

 

どうも、造影剤を打ったところから髄液が漏れる人もいるそうで。

 

「頭、痛くないですか?

「はい、大丈夫です。」 

 

という事で退院。

頭は痛くなりませんでした。

一泊二日の検査入院でした。 

 

 

 


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